2026/07/18 19:32

「納豆みたいなもの?」とよく聞かれます。でも、ちょっと違うんです。インドネシア生まれの発酵食品「テンペ」を、はじめての方にもわかるように、いちばん最初からお話しします。

テンペって、そもそも何?

テンペは、煮た大豆に「テンペ菌」を加えて発酵させた食べ物です。発酵が進むと、豆の一つひとつが白い菌糸でつながり、やがて一枚のかたまり(豆餅のような形)になります。

大豆を丸ごといただくので、たんぱく質も、食物繊維も、ミネラルも、そのまま摂れる。欧米では、ヴィーガンやアスリートの定番食材として、スーパーに当たり前に並んでいます。日本ではまだなじみが薄いかもしれませんが、植物性たんぱく質への関心が高まるいま、静かに注目を集めている食材です。

納豆と、どう違うの?

いちばんよく聞かれるのがこれ。同じ大豆の発酵食品ですが、じつは使っている菌がまったく違います。納豆は納豆菌、テンペはテンペ菌。だから、においも、食感も、食べ方も、別ものなんです。

・におい:納豆は独特の発酵臭/テンペはほとんど無臭

・ねばり:納豆は糸を引く/テンペはねばりなし

・味:納豆はクセがある/テンペはクセがなく、ナッツのような香ばしさ

・形状:納豆は粒がバラバラ/テンペは白い菌糸で固まった一枚のかたまり。切って調理できる

・食べ方:納豆はそのままごはんに/テンペは焼く・揚げる・炒めるなど加熱して

納豆が少し苦手……という方でも、テンペなら食べやすい。そう言っていただけることが多いのは、この「無臭・クセなし」があるからです。

「雲のテンペ」の名前の由来

発酵が進むと、豆の表面を白い菌糸がふわりと覆っていきます。その様子が、まるで雲のよう。——それが、私たちのブランド名「雲のテンペ」の由来です。

なぜ、豆を3種類も使うのか

雲のテンペは、大豆だけでなく、黒豆とひよこ豆(鷹嘴豆)を加えた3種の豆をブレンドしています。しかも、豆の外皮をていねいに取り除いてから発酵させる——独自の脱皮製法。この一手間が、雲のようにふんわりとした食感と、まろやかな味わいを生みます。

発酵が生み出す、うれしい栄養

テンペのすごいところは、発酵の過程で栄養そのものが変化すること。添加ではなく、発酵によって自然に生まれるのです。

雲のテンペ・100gあたりの栄養

・たんぱく質 17.7g(絹ごし豆腐の約3倍 ※1)
・ビタミンB12 4.39µg/60g(1日分の約1.8倍 ※2)
・GABA 3635µg/g 含有
・食塩相当量 0.0g
※1 日本食品標準成分表2020年版(八訂)絹ごし豆腐(たんぱく質5.3g/100g)との比較。
※2 栄養素等表示基準値(2020年版)ビタミンB12:2.4µgに基づく、1個(60g)あたりの含有量の比較。
ビタミンB12は、植物性の食品ではなかなか摂りにくい栄養素。それがテンペには含まれているというのは、植物性の食生活を送る方にとって、うれしいポイントだと思います。

台湾で、手づくり。職人が見守る発酵

雲のテンペは、台湾で一つひとつ手づくりしています。菌がもっとも元気に働く25〜26℃を保ち、菌糸のむら、テンペ自体の温度、においの変化を、毎回、手で確かめながら発酵を見守ります。

さいごに——まずは、焼いてみてください

テンペは、むずかしく考えなくて大丈夫。冷蔵庫で解凍して、1cmくらいにスライス。フライパンで両面をこんがり焼いて、醤油をひとたらし。それだけで、外はカリッ、中はふんわり。必ず加熱してお召し上がりください。
知れば知るほど、使い方が広がっていく食材です。あなたの食卓にも、そっと加えてみませんか。

雲のテンペ、2026年8月25日(火)発売。

ただいま予約受付中です。ご予約いただいた商品は、2026年8月25日(火)より順次発送いたします。
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